こんにちは!飛騨ジモト大学高校生メンバーの平塚未仁羽です!10月12日に行われた飛騨ジモト大学の「医療と薬剤師」というイベントに参加してきました!
お話をしてくださったのは、須田病院で薬剤師として働いている沖村里咲さんです。
今回はイベントの前半をお伝えします!
平塚未仁羽(以下、平塚):なぜ薬剤師になろうと思ったのですか?
沖村里咲(以下、沖村):初めて薬剤師になろうと思ったのは小学5年生の時です。喘息で通院していたため、医療で人の役に立つことに興味があり、また、理科が好きだったので薬に興味を持ちました。ちょうど「チーム医療」という言葉が出始めた頃で、チームとして医者や看護師と仕事ができるのは面白いなと思いました。
将来の夢を聞かれたら「薬剤師」と答えてはいたものの、他の仕事にも興味はありました。特にエンタメに興味があり、高校生で進路を決めなくてはいけない時、薬剤師かエンタメ系の仕事、どっちにしようかとずっと悩んでいました。結局、大学に入ってから決めようと思い薬学部に入学。大学の6年間で面白いと思ったことを将来やろう!と決めました。
しかし、大学の授業だけじゃ面白いことに出会えないことに気がつき、このままでは、面白いことを知らないままで進路を決めることになる。情報が足りない!自分で探さなきゃと思い、学生団体に入り活動しました。
平塚:私も進路で悩んでいますが、どうやって決心しましたか?
沖村:大学で学ぶことだけが大学生活じゃないので、自分の好きなことや興味のあることが、なんでこれ好きなんだろう、何でこうなんだろうと考えてみると、やりたいことがわかってくるはず!自己分析してみると良いかもしれませんね!
私は、「明日もがんばろう!」って思ってもらえる仕事がしたくて、エンタメを通してみんなが頑張る力になりたい!と思っていました。しかし、薬剤師という仕事も「薬」を通して誰かの明日の力になれます。じゃあ、薬剤師でやりたいことをやろうと思い、薬剤師になることを決心しました。
平塚:大学の選び方について教えてください!
沖村:大学ごとに異なるのは定員、学費だけじゃないです。カリキュラム、奨学金の有無、国試対策も異なりますね!細かいところまでしっかりと調べてから志望校を決めた方が良いかなと思います。
平塚:薬剤師として働いているときのやりがいはなんですか?
沖村:患者さんとの関わりの中で、患者さんに対して治療の糧になったかなと感じられた時です。自分の仕事である薬剤師は、薬という専門性を活かせます。これは、病院という括りの中で薬剤師にのみ与えられた役割ですので、そういったところにやりがいを感じています。
平塚:私も自分のしている仕事にやりがいを感じられる大人になりたいです。どうして高山で働こうと決めたのですか?
沖村:薬剤師として将来的に、地域医療、臨床研究、薬学教育の3つに取り組みたかったのですが、高山での学生向けの研修に参加したときに、今の職場だったら経験を積めそう!自分がおもしろいと思えるかも!と感じられたからですね。
前半のイベント内容は以上です。
私は将来医療系のお仕事に就きたいと考えているので、ためになるお話をお聞きすることができました。進路について悩んでいるこの時期に、このような貴重なお話を聞けて嬉しかったです!
後半の記事も楽しみにしていてください!
担当 高校生ライター:平塚未仁羽
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