ジモトで働く美容師さんに聞く、働くこととは？（織橋美友 / and flows 美容師）　

投稿日 2022年6月4日
更新日 2022年6月27日
著者飛騨ジモト大学高校生メンバー
カテゴリー飛騨人
カテゴリー高山市

こんにちは！飛騨ジモト大学高校生運営メンバーの丸山美優です。

今回は、美容室and flowsで働いていらっしゃる織橋美友さんにインタビューをしてきました！美容師として働き始めて今年で5年目だという美友さんに、どうして美容師を志したのかという話から、いま現在のお仕事について、さらにはこれからの目標まで、これから職業選択をしていく私たち中高生のためになるお話をたくさん伺ってきました。

最後まで楽しんでいただけるとうれしいです。

少女美友、美容師を志す

丹生川で生まれた私は、もともと自分の髪の毛をしばったり、女の子の髪の毛を触ることがすごく好きでした。さらに、通っていた美容室の美容師さんがすごく好きで、憧れでした。

当時の私は、両親の職業であった保育士を志しており、職業体験にも行くほどでした。しかし、小学5年生のあるときから、「美容師になりたい」と思うようになりました。突然のことでしたが、それからは一切目標がぶれることなく、美容師になる道へ一筋で進んできました。

美容師への第一歩！

進学した美容専門学校では、同じ目標に向かう友人との日々が楽しかったです。そして、当時バイトしていた居酒屋で、お客様のおじさま方と絡むことも意外と楽しくて（笑）。このときの経験は今の美容師としての接客にもつながり、とても勉強になった時間でした。

私が目指していたのはカリスマ美容師でした。ですが、名古屋の美容専門学校に通い始めて実感したことがありました。それは「私は高山がすごく好きだ」ということです。一番は高山の人の人柄にあると思います。このことから、都会のカリスマがたくさんいるような美容室で働いたところで、多分私には合わないなと思いました。そんな経緯で、私は高山の美容室“and flows”に就職することを決めました。

ついに新人美容師に

就職すると、美容専門学校では学べなかったこと、違うことがたくさんありました。シャンプーもその美容室ごとでやり方が違って、色が見えます。そんな中、楽しかったことは、できなかったことができるようになることでした。できることが増えると、お客様と関わることも増え、私のことを覚えてくれる方も増えていくこともとてもうれしかったです。

一方で苦しいこともたくさんありました。やりたいことがたくさんあるのに、できないことが苦しいし、とても嫌でした。できるようになるには、やはりたくさんの練習が必要で、毎日練習、練習、練習の日々はつらいこともたくさんありました。そんなときに助けになったのはやはりお客様の存在でした。「やめたいな」と思っても、気に掛かるのはお客さんのことでした。

美容師5年目、現在の思い

今仕事をしていて最も楽しいことは、お客様と話すことです。美容師をしているというよりもお話ししているというように感じることも多いくらいです。もちろん、美容室でお話ししたくないという方もいらっしゃいますので、そういう方は自分の時間を過ごしていただけるようにし、逆にお話をしたい方とはすごく盛り上がります。仕事のモチベーションは、お客様です！やっとで、私を指名して予約をしていただけるようになり、ご予約いただけると、「うわー、やったあ！」と、とてもうれしくなります。

高山の美容室で働いていて感じることは、直接の評判でお客様が来てくださるということです。都会の美容室では、今はInstagramなどを使った宣伝でお客様の獲得につなげることが多く、SNSでいいなと思っていても、実際行ってみると想像と違っていることが多くありますが、高山では実際に来たお客様の「ここが良かったよ」という評判が、新たなお客様となって戻ってくるという信頼が、私にはアットホームに感じて自分に合っているなと思います。